エアコンはつけっぱなしが良いの?②
前回、
エアコンは運転開始時に一番電力を消費するので
『つけっぱなしの方が良い!』
というお話をしました。
今回はその付け足しです。
①ベストな温度設定は何度?
一般的に「エアコンの設定温度は28度が適温」と言われますが、真夏はもう少し下げて25~26度くらいでも良いと思います。
そしてモードは
「オート」
が断然オススメです。
風量や風向きを調整しようとリモコンを操作すればするほど電気代はかかるし、効き方も一定ではなくなります。
たとえば外出先から帰った際、設定温度を一度下げてから、戻したりするのではなく、最初から適温に設定しておき、
あとは「オート」にお任せ。
設定温度を上げて体感温度だけ下げたい場合には、冷房ではなくドライモードを活用しても良いかもしれません。
②サーキュレーターの併用も効果あり✨
快適な室内に
さらにエアコンをよく効かせたい場合には、サーキュレーターの併用もオススメです。✨
ポイントは
やや斜め上か、前上に向けて置くこと。
そうすることでお部屋の空気を上手に循環させてくれるので、部屋中、満遍なく涼しい気温を保つことができます。
「扇風機ではダメ?」という質問もよくされますが、はっきり言って効果の面では大きな差があります。
風を人に当てることを前提としている扇風機では風量も弱く、部屋の空気を循環させるという点ではあまり効果を発揮してくれません。
エアコンの効きが悪い原因は外にあるかも?
室外機の周辺に障害物を置くと熱交換率が下がって、エアコンの効きも悪くなるので要注意です。ある程度の距離をおけば大丈夫なので、人ひとりが余裕をもって通れるくらいのスペースを確保してください。
真夏などは、遮熱フードなどで影を作ったりして、室外機の温度が上がりすぎないような工夫もしてあげましょう。
③フィルターのお手入れは2週間に1回
最近はフィルター自動掃除機能を有したエアコンが大半なこともあり、ついつい掃除を後回しにしてしまいがちです。でもあまり放置しておくと、エアコンの効きが悪くなり、電気代が上がる原因にもなります。定期的に掃除機で埃を吸い取ったり、水洗いしてお手入れしましょう。
24時間稼働させている場合は、2週間に1回くらいが目安です。メーカーによっては、24時間稼働していると一旦動作を止めて、フィルター自動掃除機能が始動するタイプのものもありますが、それでも目安は2週間に1回と認識しておきましょう。
「エアコンはつけっぱなしの方が節電になる」という事実、知らなかった人も多いのではないでしょうか?残暑も厳しそうな今夏。正しく使って、より快適な毎日を送りましょう!