iscoronnの日記

気ままに 思ったこと感じたことをそのままに

体温計 実測式と予測式

ほぼ同じ時間に別々の体温計で体温を測っても

明らかに差がある時はありませんか?

 

実はそれ、体温計の種類が違うかもしれません。

 

 

体温計の裏の表示を見てください。

『実測式』 『予測式』

なんて文字を見つけられましたか?

 

では、この2つがどういう意味か説明します。

 

『実測式』

→測定部位のその時の温度を測定
測定時間:わきで約10分、口中で約5分

 

『予測式』

→検温開始からの温度と温度変化を分析・演算して実測検温の体温を予測する方式
予測式の測定時間:約15秒~30秒(機種により異なる)
※予測式体温計は実測検温も可能

ピピーと鳴っても実測式の時間経つまで放置

 

 

『実測式』の体温計で10分より短い時間で測ると、実際の体温より低い値が出る場合ある。その値と比べると、予測式の値が高めになる可能性がある。


『予測式』の場合、検温開始から温度の上がり方を分析・演算することで、約10分後の体温を予測する為、熱がこもった状態や、連続で測定された場合、その影響を受け高く表示される場合がある。

 

 

それぞれの形式に合わせて、正しく測らないと、

1℃ほど違って表示されることがあります。

 

毎日検温している方もおられるであろうこの時期、身近なものの使い方を

正しく理解することも大切だと感じた今日この頃です。